購入に関わるQ&A
不動産購入の様々な質問について
不動産購入に関して、様々な疑問や不安がおありかと思います。
ここに、よくある質問項目をQ&A形式でまとめましたので、ご参照ください。
Q.1 自己資金が少ないのですが、購入できますか?
最低でも準備したい自己資金は、物件の購入に充当する頭金と諸費用の合計です。
住宅ローンは物件価格の80~90%程度が融資額の上限ですが、金融機関によっては、100%の住宅ローンや諸費用ローンなどの利用ができる場合もあります。
お気軽に担当者までご相談ください。
Q.2 購入から入居までは、どのくらいの期間が必要ですか?
必要期間としては、お客様や物件の状態などによって変わりますが、購入申し込みをしてから約一週間程度でご契約をします。
その後、ローンの手続きや引き渡しの準備など約一か月程で、引き渡しに至ります。
ただ、購入物件が建てる新築や、売主側に買換えがある場合など、諸条件により期間が大きく変わることもありますので、仲介業者にご確認ください。
Q.3 手付金はどの程度必要ですか?
通常、手付金は売買価格の5~20%を売主様に支払うケースが多いです。
手付金を小額にすることは可能ですが、契約を解除したい時に、売主様は手付金の倍額を支払うこと、買主様は手付金を放棄することで無条件に契約を解除することができる性質上、安易な契約の解除ができないよう、売主様と買主様の双方にとって、小額の手付金は望ましくありません。
Q.4 価格交渉はできますか?
価格も含めた契約条件は売主様と買主様との間で、調整を行います。
価格以外の条件としては、引渡し時期、引渡し状態(エアコンなどの付帯設備の条件や、リフォームをするしないの条件)などがあります。
トータルで条件を調整する中で、価格交渉ができることもあります。
ご希望の条件を営業担当者にご相談ください。
Q.5 夫婦共有名義で購入したいのですが?
ご夫婦でそれぞれの手持ちの資金を出すケースでは、共有名義にする必要があります。
逆に言えば、それぞれが資金を出したにもかかわらず、名義が一方の場合は、贈与税の対象となりますので、注意が必要です。
なお、共有名義の場合の持分はそれぞれの出資した割合に応じます。
Q.6 中古住宅に消費税は必要ですか?
中古住宅の売買においては、売主が不動産業者の場合と、一般の個人の場合とによって異なります。
消費税法では、消費税は事業者が行う資産の譲渡等に対して課せられるとなっています。
従って、売主が不動産業者での場合には、中古住宅であっても事業用商品である以上、消費税がかかります。
一方、売主が個人の場合には商品ではありませんから、消費税はかかりません。
ただし、以上の消費税は建物部分の価格についてのみ課税されますので、ご注意ください。
土地についてはそもそも消費の対象となるものではなく、その譲渡は単なる資本の移転を考えられるところから、売主に関係なく消費税法上非課税となっています。
Q.7 団体信用生命保険(団信)ってなんですか?
住宅ローンの契約者に万が一のことがあったときに、家族や家を守ることができる保険です。
団信の保険料は基本的に住宅ローンの金利に含まれています。
最近では、癌や三大疾病を保証するような特約商品もあります。
契約後に内容を変更することは出来ませんので、ご自身に合ったものを選択しましょう。
もし、現状加入している生命保険と団信の補償内容に重複部分がある場合は、生命保険の見直しをすると、家計を改善することにもつながりますので、検討してみると良いでしょう。